骨粗鬆症(骨粗しょう症)への取り組み

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骨粗鬆症(骨粗しょう症)への取り組み

骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは?

骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは、骨強度が低下して骨折しやすくなった状態のことです。骨強度を規定する「骨密度」や「骨質」が低下することで骨粗鬆症になります。

原因のほとんどが加齢や閉経、生活習慣などによる骨粗鬆症です。生体内で骨は新陳代謝があり骨形成と骨吸収(リモデリング)を繰り返しています。このバランスが崩れて骨吸収が進むと骨密度が低下すると考えられています。

その他に特定の疾患(糖尿病や内臓疾患、内分泌疾患、薬剤性、栄養の偏りなど)が原因となる続発性骨粗鬆があります。

きよし整形外科リハビリクリニックでは、
骨粗鬆症(骨粗しょう症)の治療を積極的に行っています。

寝たきりゼロをめざして

高齢化が進み介護が必要な高齢者の方々が増加しています。

特に要介護度が軽度の方(要支援;要介護状態まではいかないものの、家事や身の回りの支度など日常生活に支援を必要とする状態)が増加しています。要支援の方々が要介護状態になる原因としては骨折・転倒や関節疾患・高齢による衰弱などが過半数を占めています。

整形外科で取り扱う疾患に関連する寝たきりの原因は非常に多く、きよし整形外科リハビリクリニックでは、医療はもちろんのこと、介護分野(デイケア・訪問リハビリ)にも力を入れて患者さんの健康寿命を少しでも伸ばせるよう努力しています。その中でも、骨粗鬆症の治療における骨折予防は非常に重要な位置づけと考えています。

骨粗鬆症(骨粗しょう症)の予防と治療は、早期発見が重要です。

骨粗鬆症(骨粗しょう症)は、骨折してから初めて診断され治療を開始する方が多いですが、本来予防すべき疾患であり、特に痛みなど症状のない人でも危険因子のある方は注意が必要です。

  • 頻回の骨折歴
  • 喫煙される方
  • アルコールをたしなむ方(ビール換算で毎日コップ3杯以上)
  • ステロイドを定期的に服用、あるいは過去に3か月以上の服用歴のある方
  • 関節リウマチ、糖尿病、甲状腺機能亢進症、45歳未満の早期閉経(卵巣摘出の術後)など骨粗鬆症を招く病気のある方
  • 血縁者に大腿骨近位部骨折歴のある方

上記のリスク因子や「身長が低くなった」「背中が丸くなった」「祖父母や両親に背中が丸くなっていた方がいる、骨粗鬆症が原因と思われる骨折の既往がある」など、心当たりのある方は一度当院で骨粗鬆症の検査を受けられることをお勧めいたします

骨粗鬆症(骨粗しょう症)の
検査方法

レントゲン検査
主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真で骨折や変形の有無を調べます。
骨密度検査
当院では、現時点では最も精度が高い骨密度測定法であるDEXA法(エネルギーの低い2種類のX線を使って測定)で腰椎・大腿骨の2か所の骨密度を測定します。DEXA法は、骨密度測定の標準方法として重視され、誤差が少なく、測定時間も短く、放射線の被曝量も少ないという利点があります。精度の高さから骨粗鬆症の検査・診断だけでなく治療経過の効果判定にも有用です。
採血検査
カルシウムやリン、腎機能など一般採血と骨代謝マーカー、ビタミンDなど(健康保険で検査できる項目・期間に制限があります)を調べます。

上記検査や問診、現在治療中の病気や患者さんの状態(内服が困難な方は注射を選択など)を総合して判断し、一人一人に適切な薬剤を決定します。半年を目安に定期的に骨密度・採血検査を行い、治療効果判定を行います。

骨粗鬆症(骨粗しょう症)の治療は、根気よく続けましょう

せっかく薬物治療を始めても1年後には患者さんの約5割が処方通りの服薬が出来ていないという報告があります。多くの場合、骨粗鬆症の薬物治療は数年かけての治療で効果が表れます。

いろいろな新しい骨粗鬆症の治療薬が登場し、個々の患者さんの症状や病気の進行度に応じて選択肢が増えてきました。内服・注射など投与方法も様々で、従来よりも強力に骨密度増加が期待できる薬や患者さんが継続しやすいように投与間隔や錠型(薬の形)に配慮したものもあります。

服薬の継続が難しい場合や、「痛みが無くなった」「治療効果が上がらない」など自己判断で中断する前に医師に相談してください。

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健康維持のため、運動療法は大切です。リハビリは治療だけでなく障害予防にも大切です。

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